5/19(日)新宿FACEで JAPAN KICKBOXING INNOVATION 主催のjoin Forces-13 がありました。
僕は3試合目!
相手は16歳の若手の高木選手。
結果から言うと、負けました。
内容的には今回は反省点が本当に多かった。
毎回反省点はありますが、今回のような反省点は初めてです。
気持ちが焦ってたわけではなく、コンディションも良かった。スタミナもありました。
減量問題なかったし、体も軽かった。
じゃあ何故負けたのか?
そのときは、
①周りの声(セコンドや応援)が全く聞けなかった
②ダウン取られた後の試合の組み立て方を考えながら出来なかった
③手数が少なかった
④技が単調
かな?と思いましたが、それだけではない思いがありました。
1晩経ってゆっくり考えてみました。
結論から言うと、【フローに入れてなかった】んではないかなと思います。
いつもは試合前は凄く緊張します。
それが今回は無かった。
それは時にいいことかもしれませんが試合においては適度な緊張は必要です。
今回の試合直前も【緊張感】がなかったので、逆に危ないかなと思い、緊張させるようなイメージをしたり、
「緊張してますか?」と聞かれたときも『緊張していない!マズイ!』と思い、緊張感を起こすために「試合まえの適度な緊張はしていますよ」と返事をしましたが全く緊張は感じていませんでした。
じゃあリラックスしてて良かったのではないか?と思うかも知れませんが、何故勝てなかったのか?
【スポーツコーチングメンタルトレーニングでは、緊張とは】
●緊張とは脳が生み出す闘争(反応)反応である
アスリートがパフォーマンスを発揮するための課題としている緊張の克服。
その緊張の正体についてお話ししたいと思います。
緊張とは、ストレスを受けて脳に生じた闘争(反応)反応です。
原始時代、人間は生きていくために身の危険を感じた時に、瞬時に体が闘う、または逃げるための
準備ができるようになりました。
例えば、肉食動物に出会った時、命の危険というストレスに脳が反応して心臓が高鳴る、汗ばむ、呼吸
が荒くなるなど、瞬時に闘うか逃げるかできる状態になります。
このストレスに対する脳の反応、それに伴う体の変化を『緊張』といいます。
緊張は、闘う、もしくは逃げるという通常よりも運動能力を高めてる必要のある行為の準備
なので、スポーツにおいても必要不可欠なものなのです。●
今回この緊張状態に入れず良くない表現で言うと【うわの空】だったんではないのかなと思います。
今回の自分に足りないものは、もしかしたら1つ
【集中力】
だったんではないのかなと。
1晩経って考えたら、たぶんそれが一番の敗因のような気がしました。
プロとしてやってる以上、お客さんは休みをとって、お金を払って選手の応援に来てくださいます。
今回で
12戦4勝5敗3分
となり、負け越しの3連敗です。
プロとしてどうなのか?と問われることも多々ありました。
今回、応援してくださった皆様、関係者の方々、セコンドの方々、申し訳ありませんでした。
もう二度とこのようなことが無いように、今一度気を引き締めて戦っていこうと思います。
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