臨床的な特徴としては下記のような事があるようです。
1、発熱
2、咳
3、筋肉痛
4、倦怠感
5、呼吸困難
が主な症状です。
症状を見れば、風邪ウイルスやインフルエンザウイルスの症状と判別は個人では困難です。
この記事はあくまで現在分かっているデータをもとに作成したものですので、これからの動向などにより内容の訂正を行う場合もあります。
またこの記事を読んで頂けることにより少しでも皆様の不安を軽減させ、感染予防や感染拡大対応を迅速に行えるためのお手伝いをさせていただきたいと思ってます。
【2019-nCoVの検査対象(厚生労働省)】
次の1〜4に該当し、かつ他の感染症または他の病因によることが明らかでなく、COVID-19を疑う場合
1.発熱または咳などの呼吸器症状(軽症の場合を含む)を呈する者であって、COVID-19であると確定した者と濃厚接触のある者
2.37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に中国湖北省または浙江省に渡航または居住していた者
3.37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に中国湖北省または浙江省に渡航または居住していた者と濃厚接触がある者
4.発熱、呼吸器症状その他感染症を疑われるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準じる治療が必要であり、かつ直ちに特定の感染症と診断することができないと判断し(感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律第14条第1項に規定する厚生労働省令で定める擬似症に相当)、COVID-19の鑑別を要した者
濃厚接触とは、次の範囲に該当する者である
・COVID-19が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内などを含む)があった者
と公表されています。
【では私たちに出来ることは何なのでしょうか?】
1、標準予防策(咳エチケットを含む)の徹底
2、擦り込み式アルコール消毒
3、風邪症状の方を見ても慌てたりせず不安を助長させるような発言はしない
4、インフルエンザとの判別も含め、必要に応じ医療機関での診察を行う
5、悪質なデマに騙されない。確実なエビデンスをもとに行動。(一般の方は厚生労働省HPを確認)
※新型肺炎流行に伴い、悪質なデマ(民間療法・加工画像など)が増えています。SNS上では様々な情報が飛び交っていますがすべてを鵜呑みにせず発信元はどこなのか?信用性はあるのか?を考え落ち着いた対応をしましょう。
【補足】
マスクや擦り込み式アルコールも入荷が困難となっています。入手できないかたの初期対応として、ハンカチやガーゼなどで口と鼻を塞ぐ・石鹸での手洗いでも対応は可能です。
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